果てしなく青い空を見た〜Book of days

読書日記を綴っていこうと思います。
No  65

死とは何か

死とは何か さて死んだのは誰なのか死とは何か さて死んだのは誰なのか
(2009/04/04)
池田 晶子

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人生が存在しているのは<死>という謎があるからだ。
謎を味わい問い続けてゆく、果てしない精神の物語。



手元に実物がないので箇条書き(返却した
順不同

・哲学は「自分自身について」「魂について」「死について」に大きく分類される
・死体と死は違う。当たり前だが現代では同一にみなされる
・言葉は自分自身。大切なもの。言葉以前に生死はなく、言葉以後に私はない。言葉はずっと残るものだ

このことから「さて、死んだのは誰なのか」という言葉にはっとさせられた。
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No  64

花が咲く頃いた君と

花が咲く頃いた君と花が咲く頃いた君と
(2008/03/19)
豊島 ミホ

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ひまわりで遊び、コスモスに恋をし、椿に涙して、桜の微笑みに頬笑む―。目を閉じ、耳を澄ませば、可憐な花の囁きが聞こえる。静かに。だけど力強く生きる。そんな決意が聞こえる珠玉の短編集。


花をモチーフにした短編集。
10代の心の機微を花が印象的な演出として冴える。
全体としては喪失感を抱える主人公たち。それでも、この喪失感が彼らの青春そのものになるのだろう。

サマバケ96
過ぎ行く夏と友情
コスモスと逃亡者
「日傘のお兄さん」を思い出した。主人公の最後の言葉にしみじみ。
椿の葉に雪の積もる音がする
これは必読。「夏の庭」に次ぐくらいだった。
僕と桜と五つの春
気持ちを言葉にできない主人公にすこし共感。
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No  63

携帯小説サイト 小説屋 sari-sari

小説屋 sari-sari 創刊1周年記念

有川浩 「植物図鑑」 特別ショートストーリー 午後三時
6/15連載開始

須賀しのぶ 「芙蓉千里」外伝「チェリョームハの咲く頃に」
6/16連載開始
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No  62

旅する巨人

旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三
(1996/11)
佐野 眞一

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柳田国男以後、最大の功績をあげたといわれる民俗学者・宮本常一の人と業績を自筆恋文など発掘資料で追いつつ、壮図を物心両面で支えた器量人・渋沢敬三の“高貴なる精神”の系譜を訪ねる…。


壮大な人の縁と宿命の物語だった。
宮本常一を知るには渋沢敬三を知らねばならぬし、また彼らの祖先を知らねばならぬ長い物語のようだった。一気に読ませる作者の力量には感服するばかりである。


一番大切なのは底辺にいる人たちの語り
学問よりも大切なことだと言われた気がする。

「長い道だ。はてしない道だ。ずっと昔から歩き、何代も何代も歩き、今も歩き、これからさきもあるいていく。それが人の生きる道だ。後ずさりのない道だ。前へだけ歩いていく道だ
 歩くことに後悔したり、歩くことを拒否したり、仲間からはずれても、時は、人生をまってくれない。時にしたがい、ときにはそれをこえていく。そして倒れるまで歩く。後からきたものがわたしたちのあるいた先を力強くあるいていけるような道をつくっておこう」

人間の生き様の極地を見たような気がした。
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No  61

配達あかずきん

配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)
(2006/05/20)
大崎 梢

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「いいよんさんわん」―近所に住む老人に頼まれたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後、失踪した母の行方を探しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組んでいく。初の本格書店ミステリ、第一弾。


書店ミステリ。ミステリというか日常で(仕事上で浮上した)の謎を解決するお話です。
全体的に読後感はハートフルでした。
読み終わったときに微笑んでしまうような読後感とでもいえばいいのでしょうか。


本屋さんに近い仕事してるようなもんなので参考になりました。
展開は読めるものもあるけれど、言葉のひとつひとつに実感がこもっていました。
本好きにオススメのお話です。



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